想像より怖くない。胆のう全摘出手術体験記 その3

今日は4日目の内容です。手術の2日後です。

だいぶ回復してきた気がする。

ご飯が食べれる4日目

7時。起床。
夜中に1度トイレに起きただけで、あとはグッスリ寝てた。
前日は22時に寝たので9時間睡眠。
目覚めた瞬間はどこも痛くない普通の朝。
けど起き上がろうとすると痛い。
筋トレで腹筋やりまくった次の日みたいな感じ。
ゆっくり起きて、少しずつお腹を伸ばすようにストレッチする。そして歩く。
歩き始めはおじいちゃんみたいに背中を丸めてないと腹が痛くてあるけないけど、フロアを一周すると普通に歩けるようになる。

 

8時。
朝食。
今日からお粥ではなくご飯。
うまい。

 

9時。
歯磨きしてたら先生が来た。私を見るなり「うん、元気そうw」と言って去っていた。今日の回診終わり。

今日からシャワーを浴びれる。
シャワーは予約制なのでさっそく予約に行く。
丸2日入ってなくて早く入りたかったので14時で予約。
シャワーまでのラストスパートでフロアを歩く。10周くらいしたら疲れてきたので部屋で寝る。10時すぎに寝始めて気づいたらお昼だった。

 

12時。
昼飯。
ミートソーススパゲッティとフレンチドレッシングのサラダ。
ついにきた。肉と油の組み合わせ。
手術が決まってから避けてきた肉と油。一気に完食。
もう怖いものなし。

 

午後も軽く歩いて14時前。
もうすぐシャワーの時間なのでナースにお腹に貼ってあるガーゼを取ってもらう。
手術の傷口が痛々しいけど、こんな穴を4つあけるだけで内臓を取り出せるのは凄い技術だなと思う。

 

14時。
シャワーの時間。
恐る恐るお湯を体にかける。
傷口は全然しみない。普通。
久しぶりのシャワーは気持ちいい。

 

15時。
また歩こうと思ったけど、フロアはさすがに飽きたので、エントランスのある1階に行ってみた。
普段は外来の人がたくさんいて、ローソンとかタリーズとかもあって、まぁまぁ賑わってるけど、今日は日曜日だから誰もいない。
静かで気持ちいい。
私以外にも入院患者の脱走兵みたいなのが何人かいた。散歩したり、本を読んだりしてる。
ソファーに寝転んだら気持ちよさそうだなと思ったけど、罪悪もあるからやめた。
フロアに戻る。

 

隣の声デカオヤジが病院の人と喋ってる。
この人も明日退院予定で予定通り退院できる状態だけど、本人としてはちょっと心配な点があるみたい。独り身だから帰っても独りで寝てるだけだからもう1日入院したいと。病院側は断りづらい感じで承諾。

 

18時。
夕飯。
普通にうまし。完食。
あとはもう寝るだけ。
明日はついに退院日。
心残りはまだちゃんとした便が出てないことくらいかな。
それも解消して退院したいなぁ。


余談:退院と日常のギャップ

退院は医師やナースが常に見てなくても良い状態になったらできる。というかむしろ強制的にさせられる。退院して家に帰ったら、仕事は休めるとしても、掃除や洗濯などやることがたくさんある。さすがに退院時の状態ではそんなに動けない。例えば靴紐を結ぶためにしゃがみ込むような姿勢は結構キツイし、皿洗いの姿勢とかできる気がしない。退院と日常生活にはギャップがありすぎる。
このギャップを埋めてくれるサービスがあるといいなと思った。
例えば独身限定保険とか。
退院後に家事を手伝ってくれたり、軽いものではインフルになったら食事を届けてくれたりしたらいいなぁと。

まとめ

順調に回復してきてる。
食事も普通のものが食べられる。